チョコレートコーティングケーキを作ってみた。

さこっち。

2009年03月12日 00:04

「カンタンよ」ってはにかんで舌を出し、あの子は腕まくり料理する。


岡村靖幸の「ベジタブル」の一節。
高校生の頃、よく聴いていて、素敵な歌詞だなぁと憧れていました。

同じく、岡村靖幸の「友人のふり」の歌詞を借りるなら、
「あんまりモテなかった方だし、臆病で正直じゃないから」でしたもので。

あぁ、そんなしょうもない10代の哀しい思い出を回顧する日記ではなく。


僕は元々「ものづくり」が好きでした。

子供の頃、おねだりしても買ってもらえなかったガンダムだとか、ロボットを
ねんどで作ったり、絵で描いたりして遊んでました。
ああ、清貧なオコサマ。

それがおそらく伏線となって、絵の学校に進み、
今、スーツづくりのオシゴトをさせてもらったりしているわけです。

で、
「自分の食べたいものは自分でつくってみる」
ってのがあったりします。


自分が美味いと思った食べ物はどないして作られてるんやろう?
なんであんな味になるんかなぁ?

コンビニで一口ぐらいのチーズケーキで150円ぐらいするけど、
自分で作ったら、どんぐらいかかるものなんやろう?


そんな好奇心から、ちょこっと料理をしてみたりするようになりました。

餃子であれば、ネギ油から作ってみたり、
カレーもあめ色玉ねぎを作ってみたり、
できるだけのことはしてみるって感じで。

時々、ありえへん!って味になるものもありますが。

でも、そんな話を事務所でしていると、
Tマネージャーから
「なんか、さこちゃんが料理してる様子とか想像したらキモイわ」

なんですと!失敬だな!

「だってニヤニヤしながら、鼻歌混じりで泡立てとかしてるのおかしいで」

ど、どんな偏見!?どんなヘンタイやねん!

甚だ不愉快!

「生産指図作ってるときと同じぐらい真剣に黙々としてますよっ!失礼だなー」

「指図作ってるときは、椅子にのけぞりながら、やってるやん(笑)」

「コラー!その様子を知らんひとはホンマやと思うでしょ!ホンマ悪い人やわこの人は!」


なんてやり取りがありましたけど、
ほんと、そんなイメージで見られてるとはほとほと残念だ。

「こう見えてもね、昔、ロレーヌ地方のケーキ屋さんで半年間修行したことあるんスよ!」
(もちろん大ウソ。形勢逆転とイメージ回復を狙ったつもりが大墓穴)


でも、そんなニヤニヤしながら料理なんか作るかい!もう。


取引先に叱られる3倍ぐらいガッカリだ。


でも、まぁ、ぼちぼち、ホワイトデーも近いということで、
今、まさにオーブンの中でチョコレートケーキなんぞを焼いておりました。

パキっとゴテっとコーティングしてやりましたぜ!


予想以上にキレイにできたので、自分でもうっとり。
でも、売りもんじゃないですよ。ちゃんと作りましたよ。



くっはぁ~!見てください、このしたたり落ちるチョコの滝!

サイドからもしっかりチョコをしみこませてコーティング!


下はチョコを塗る前の、
ココアスポンジケーキを焼いた証拠写真。

この時点でキター!とかなり興奮してしまいました。


もう、このままでいいやんと思うぐらいにふんわりふっかり。

こう見えても、意外と料理デキるんです!

よっしゃ、ブログを使っての好感度アップ大作戦成功!

え?ショップへの集客効果は?

・・・か、考えてませんでした。

それは明日!明日からやりますよ!多分・・・。

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