カナダでもらったプレゼント。

さこっち。

2009年06月06日 10:52

旅の最中に撮ったデジカメの写真を整理していたら、
実に900枚以上も撮影していました。

これを全部プリントしたらいくらになるんだろうと思い、
選別している時に見つけた1枚。

ビクトリア最後の夜に行ったお店で隣席になった4人家族の坊や。


目が爛々としていてとても可愛かった。

マイクレヨンを持ち、
お店の人からもらったメニューの裏紙に一生懸命お絵かきしてました。
ほのぼの見ていたら、突然「これあげる!」と言ってくれたのが、この雪だるまの絵。



折れないように持ち帰り、部屋に飾っています。
三才ぐらいだったろうと思いますが、お絵かきも喋りも達者でした。


お礼に何か日本的なものを…と探すもなく、
カギをつけていたパワーパフガールズのキーホルダーならわかるかな?
と思ってあげると、キョトン…と。

「パワーパフガールズ知ってる?カートゥーンネットワークでやってるやつ。」
と聞いたら、
「んーボク知らな~い」と。

でもお母さんは知ってたみたいで
「可愛いキーホルダーをありがとう」と笑顔でお礼を言ってくれました。


それがきっかけでお父さんお母さんとも話をしました。

「どこから来たの?」
とお母さん。

「日本から来ました」

「日本はどちら?」

「大阪です」

「オーサカ、聞いた事はあるわ。日本にも一度行ってみたいのよ」

「キョウトやナラがオススメです。でも、ビクトリアもいいトコですね。やっぱり住みやすいですか?」
と聞いたら、
お父さんが「いやいや、僕らはアメリカから観光で来たんだよ」

「そうなんだ!アメリカはどちらですか?」

「シアトルだよ」


シアトルと言えばマリナーズのイチロー!
でも、坊やに、イチローみたいな野球選手になりたい?
と聞いたら
「消防士になりたいの」と言いながら、

赤いクレヨンで描いてみせてくれた消防車もとても上手でした。

「明日、日本に帰るので、坊やにもらった絵はいちばんのお土産です」
と最後にお礼を言うと、

「そう言ってもらえるとこちらも嬉しいわ!ありがとう。気をつけてね」
と笑顔でさよなら。


添乗員のいるツアーは安心だけど、
気ままに歩きながら、街角街角でこういう出会いがあるのは
自由旅の魅力かなぁと。

最後にバンクーバー島の地ビール「ビクトリアピルスナー」で乾杯!


さわやかで軽くて、とっても美味しいビールでした。

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