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2009年01月29日

ボイラーソルトのおはなし。

今日、工房に届いたのがコレ!塩!並塩!
ボイラーソルトのおはなし。


工房に来た頃、なんで塩が!?って思ったんですよね。

なんだろう、工房では染めはしてないと思ったけど、
生地を染めるのに使うんだろうか?


あるいは、
夕暮れから夜になると倉庫に「何かいる気配」がするから、
極秘裏にお清めとかしてるのかな?と
ちょっと不気味に感じたりしていたわけですが、


どうやらこれはボイラー用の塩だということがわかりました。

ボイラーソルトと呼ばれるもので、
ボイラーの水管につく、カルシウムやマグネシウムといった硬度成分を、
陽イオン交換樹脂で除去する軟水装置というものに使うようです。


軟水装置はボイラーに欠かすことのできない装置で、
軟水純度が高いほど、スケール(不純物)付着リスクを防ぐことができるので、
より高純度の軟水を作り出すため、時々装置を「再生」する作業が必要になってきます。
その再生に用いるのがこの「再生塩(ボイラーソルト)」なのです。


パッケージに並塩と書いてありますが、
一口に塩と言いましても、食塩や融雪用など様々な規格があり、
NaCl(塩化ナトリウム)の純度などで区別されています。

たとえば、みなさんがご家庭でご使用になる
食塩は粒の大きさが300~500μmで塩化ナトリウムの純度は99.0%以上、
最も一般的な食用塩で、乾燥してサラサラした塩です。

写真の並塩は粒の大きさが00~500μmで塩化ナトリウムの純度が95.0%以上、
食塩同様一般的な食用塩で、ミネラルを含んだ湿塩です。

そして一般的にはボイラーソルトは4~5mmで硬水軟化水処理用塩として規格されています。

つまり!
工房で使用している並塩も、ふつーにおにぎりやゆでたまごに使えるわけなんですね!

ただ、工業用として流通しているものの場合はその保管場所などに
疑問点が残りますので、やっぱり食用の塩は食用のものをオススメします!

わざわざ工業用の並塩を食用に買うひとなんていませんよね。


そんなひといないと思いますが、
ひとがいなくても時々何か気配のする倉庫・・・その話はまた後日ウヒョヒョヒョヒョヒョ~。



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Posted by さこっち。 at 00:01│Comments(0)MILLION CROSSROADS POP!
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